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当協会主催で2023年12月15日〜17日に開催した『第2回 クロアチア映画祭』のクロージングに、美しい歌声を披露したクロアチアのシンガーソングライター、エリス・ロヴリッチ [Elis Lovrić]。
この映画祭でのコンサートは、日本語の歌詞をつけたオリジナル曲《Kanat od mora / Umi no uta》を日本のシンガーソングライター、遠山歌子と共に歌った2枚組のレコードと、同タイトルの詩集を12月に発表したばかりのエリスが、通訳を務めたプーラ(ユーライ・ドブリラ)大学のイレナ・スルダノヴィッチ [Irena Srdanović] 教授らとの日本ツアーを終え、滞在最終日を締めくくるコンサートでした。
エリスは今回の”Dva mora, jedno nebo – Hrvatska i Japan 2023 (ふたつの海、ひとつの空 – クロアチアと日本 2023 )”と題したツアーの10日間で、クロアチア・リエカ市と姉妹都市である川崎市でのコンサートに始まり、国内各地で合計8回のコンサートを開催しました。
クロアチア大使館で開催されたコンサートには、クロアチアの女性合唱グループ「ディシュペット[Dišpet] 」、遠山歌子とともに出演しました。
コンサートの合間には、計6回のワークショップを開催しました。
エリスの出身地、ラバツと同じくイストラ半島に位置するプーラ市と姉妹都市である愛知県の碧南市では、禰冝田政信市長の歓迎を受け、ワークショップでは70名ほどの参加者が、ラビン方言で書かれた彼女の歌を歌うなどし交流を深めました。
遠山歌子と共に開催した神戸および大阪の音楽専門学校でのワークショップでは、参加者はラビン方言と日本語の双方で歌を学びました。
2024年10月には、再びエリスの来日コンサートツアーが予定されています。
コンサート情報については、詳細が決定次第お知らせいたします。お楽しみに。
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詳細なツアーレポートはクロアチアのメディア《HIA.com.hr》に掲載されています。
